不動産売却を成功させるためには、内覧が大きな鍵を握っています。
物件の魅力をダイレクトに伝える場でもあるので、気に入ってもらえるよう入念に準備するのがコツです。
この記事では不動産売却を検討中の方に向け、内覧時に清掃すべき場所や好印象を持ってもらえる見せ方、当日のポイントをお伝えします。
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まずは不動産売却の内覧で欠かせない、清掃について見ていきましょう。
内覧者に良い印象を与えるため、以下の場所を中心に清掃をおこなってください。
水回り
キッチンやバスルーム、洗面所やトイレといった水回りは、優先的に清掃します。
生活感が出やすく衛生面が気になるところのため、内覧する方のほとんどがチェックする場所だからです。
とくに水回りは女性が意識する部分であり、清潔感のないキッチンやトイレで不動産売却の契約を見送られるケースもあります。
マイホーム探しの決定権は女性(奥様)にあると言っても過言ではないので、入念な清掃を心がけましょう。
●クエン酸は蛇口や鏡の水垢におすすめ
蛇口などは水垢が溜まりやすい場所にはクエン酸を使用します。
クエン酸小さじ半分と水100ミリリットルでクエン酸水をつくり、スプレーボトルに入れ替えて使用してください。
なかなか落ちない場合はラップパックするとより効果的に落とせます。
●便利なメラミンスポンジ
メラミンスポンジは清掃に欠かせないアイテムです。
シンクや鏡の汚れなどもキレイになるので、1つ準備しておきます。
●油汚れやトイレ掃除には重曹
コンロ周りなど油汚れが溜まりやすい場所は重曹を使います。
重曹はふくらし粉や胃薬として昔から使用されてきた万能洗剤で、もともと人の体内にも存在する成分です。
クエン酸のように水で薄めて使ってもいいですし、粉のまま使えば頑固な油汚れも落とせます。
また重曹には消臭効果もあるので、トイレ掃除にもおすすめです。
トイレのタンクに重曹を入れ、時間を置いて流せば嫌な臭いもスッキリするでしょう。
玄関掃除
「玄関は家の顔」とも言われるくらい、第一印象を左右する大切なところです。
不動産売却では最初に内覧者が見る場所でもあるので、水回り同様入念に清掃します。
●全体的な掃き清掃
ほこりや砂をキレイにするため、まずは玄関全体の掃き清掃をおこないます。
水を含ませた新聞紙を細かくちぎり、玄関にまいたあと掃くと、新聞紙が汚れを吸着してくれるのでおすすめです。
下駄箱も同様、ほこりや砂が溜まりやすい場所なので掃き清掃をおこないます。
●水拭き
掃き清掃が終わったら、水拭きしていきます。
水拭きでキレイにならない場合は、玄関用の洗剤を使ってください。
タイルの汚れはメラミンスポンジでもキレイになります。
●換気と消臭
水拭きが終わったら、下駄箱や玄関のドアを開放し換気します。
閉め切ったままだとカビや臭いの原因となるので、完全に乾くまで放置しましょう。
その後玄関用の消臭剤や重曹を置き、玄関の臭いを軽減させれば玄関清掃は完了です。
不動産売却成功につながる!内覧時の見せ方とは
不動産売却を成功させるためには、内覧の見せ方もポイントです。
なるべく床にものは置かない
部屋の広さは、床面積がどのくらい見えているかによって変化します。
床にものがなければそのぶん広く見えるので、なるべく床にものは置かず、不要な家具などは処分するのがおすすめです。
カーテンは開け、照明はLEDに交換してライティング効果を
不動産売却における内覧時のコツとして、照明を活用した見せ方もおすすめです。
白熱電球などを使っている場合はLEDに交換し、照明のカバーもキレイにしておきます。
とにかく明るい方が見栄えもいいので、カーテンは必ず開け、可能であればすべての電球を交換してください。
間接照明などを取り入れれば、より高級感が出てモデルルームのような空間に仕上がるでしょう。
オシャレなインテリアを取り入れる
ラグやカーペット、タオルやスリッパなどをオシャレなものに変えるのも、良い印象を与える見せ方です。
色味を統一させたり、ブランドをそろえたりするだけで見た目の印象が変わります。
観葉植物など、緑を少し取り入れるだけでセンスアップするので、ぜひ試してみてください。
生活感を出さないよう気を付ける
居住中の不動産売却は、空き家より成約率が低いと言われています。
それは内覧時にどうしても生活感が出てしまうためです。
そのため、住みながら不動産売却をおこなう際は、なるべく生活感を出さない見せ方を実践しましょう。
●調理器具や食器類はしまっておく
コンロやシンクに出しっぱなしになりがちな調理器具や食器類は、すべてしまっておきます。
まな板や包丁、調味料などもできれば収納しておくのがベターです。
●洗剤ボトルやティッシュケースをオシャレなものに
生活感が出てしまいがちな洗剤ボトルやティッシュは、オシャレなケースに入れるとインテリア性がアップします。
100円ショップでもシンプルなボトルケースが販売されているので、お金をかけずに取り入れられますよ。
●不用品はなるべく処分する
見られたくないものを押し入れやクローゼットに隠しても、そのなかを見られてしまったら元も子もありません。
内覧では押し入れやクローゼットといった収納スペースもチェックされるので、不用品はなるべく処分しておきます。
このように不動産売却では、物件をより魅力的に感じてもらえるよう、見せ方を工夫することが大切です。
不動産売却の内覧当日におこなうべきポイント
では不動産売却における内覧当日は、どのようなところに気を付ければいいのでしょうか?
部屋中の窓を開けて換気する
人の家にいったとき、「なんか臭う」と思った経験はありませんか?
住んでいる人にはわからないですが、長く住んでいるとどうしても生活臭が発生してしまいます。
そのため当日は約束の1時間くらい前からすべての窓を開放し、換気を徹底してください。
消臭剤を置いて臭い対策してもOKです。
当日は家族やペットは外出してもらう
家族やペットがいると生活感が出てしまうので、できれば外出してもらいましょう。
内覧する側としても、家に人がいると気を使ってしまい、「ゆっくり見られなかった」ということになりかねません。
また男性がいると威圧感を感じる人もいるので、できれば当日は奥様1人での内覧対応がおすすめです。
女性ならではの目線で、物件の魅力をアピールしてもらいましょう。
住んでいたからこそわかる情報を伝える
当日は自治会の話や近所の雰囲気、住みやすさなど、住んでいたからこそわかる情報を伝えます。
スーパーや駅までのアクセス環境、お子さまがいる場合は幼稚園や学校の雰囲気も伝えてください。
「周辺にどのような人が住んでいるのか」「幼稚園や学校の雰囲気はどうなのか」など、不安に思う内覧者も意外に多くいます。
そのような不安や疑問をできるだけ取り除いてあげると、好印象を持ってもらえるはずです。
その際、良い面だけでなく悪い点も正直に伝えると、売り主に対する信頼性もアップし、成約につながる可能性が高くなるでしょう。
まとめ
この記事では不動産売却における内覧時の対応をテーマに、清掃箇所や好印象を持ってもらえる見せ方、当日のポイントをお伝えしました。
契約につながるか否かは内覧にかかっているといっても過言ではありません。
上記の内容を参考にしていただき、不動産売却をぜひ成功させてください。
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