はじめてマイホームを購入する年齢は、「30代」が多いと言われています。
新築一戸建てや中古一戸建て、マンション問わず、多くの方が平均30代でマイホームを手に入れているのです。
ではなぜ、30代が多いのでしょうか?
この記事では家を購入する人の平均年齢をテーマに、30代が多い理由をお伝えしていきます。
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弊社へのお問い合わせはこちらマイホームを購入する年齢平均は気になるもの?
マイホームの購入にあたり、取得した方の平均年齢はどうしても気になるものです。
「世の中の人たちは何歳で家を購入したのだろう?」「自分は早いのか?遅いのか?」という風に悩んでしまいますよね。
しかしマイホームの購入は、準備が整っていれば年齢なんて関係ないといえます。
頭金の用意や工務店の選定など、住宅を建てるためにはさまざまな準備が必要ですが、それらをすべてクリアすれば何歳でも購入できるのです。
購入のタイミングがうまくつかめないという方のため、以下にマイホームの購入における平均年収や購入資金を記載します。
平均年収は?
マイホームを購入した方の平均年収は、一次取得者(はじめて住宅を取得する方)の場合で660万円です。
三大首都圏(東京、大阪、名古屋)に限っては平均750万円になり、全国平均に比べて多少アップします。
また建て売りや分譲住宅の場合、690万円が平均年収です。
年収は年齢や勤続年数によって異なるので、年収だけで見ると一概に30代が多いとは言えません。
ご自身の年収がどのくらいあればマイホームを購入できるのか、参考程度にしておくといいでしょう。
平均購入資金は?
マイホームの購入資金は、全国平均(注文住宅)で約3,970万円です。
三大首都圏(東京、大阪、名古屋)における建て売りや分譲住宅の場合は、3,900万円という結果に。
注文住宅や建て売り、分譲住宅でも大きな差はないことがわかりますね。
ちなみにマイホーム購入時に準備した自己資金の比率は、注文住宅で31.2%、建て売りや分譲戸建住宅で21.8%です。
注文住宅を建てる方の方が、自己資金を多く準備しています。
マイホームを購入する際は、少なくとも物件価格の20%以上の自己資金を準備すると安心できますね。
返済期間の平均は?
新築でマイホームを購入した方のなかで、半数以上が住宅ローンを使用しています。
平均的な返済期間は建物で31年、土地で33年という結果になり、ほとんどの場合で30年以上という長期的な返済期間を設けていることに。
マイホームのタイミングを年齢で悩んでいる場合は、上記の返済期間を参考に、完済年月を逆算してみてください。
負担率は?
さらに気になるのが、返済の負担率ではないでしょうか?
返済負担率とは収入に対し、どのくらいの金額を返済していくのかを調べたものです。
毎月の平均的な返済負担率は11万円で、年間にすると132万円という結果になりました。
この金額から返済負担率を算出すると、20.5%が平均です。
このようにマイホーム購入には、年収や負担率、自己資金などさまざまなものの平均が公表されています。
平均値をチェックしたうえで「平均より多いか少ないか」「遅いか早いか」という風に、ある程度の目安やタイミングを見極めるのもおすすめです。
しかし、あくまでも平均であることを忘れてはいけません。
マイホームは一生に一度の買い物と言われているので、ご自身や家族の状況やタイミングに合わせて決断するのが得策です。
平均は30代?マイホーム購入時の年齢は何歳が多い?
では、マイホームにおける一次取得者の平均年齢(世帯主)を見ていきましょう。
国土交通省による平成29年度の住宅市場動向調査では、注文住宅の場合、世帯主の平均年齢は30代が45%ともっとも多く、次は全体の24%である40代です。
建て売りや分譲住宅の場合、30代がもっとも多く全体の58%、40代が20%という結果になりました。
この結果を見てわかるように、30代でマイホームを所得する方がもっとも多いのです。
マイホームの購入年齢が平均30代の理由
次にマイホームの購入年齢がなぜ平均30代なのか、その理由を見ていきましょう。
結婚したから
晩婚化がすすんでいる日本ですが、20代や30代といった若い年齢で結婚するカップルも多くいます。
結婚前に同棲していれば結婚後もそのまま住めますが、別々に住んでいた場合、夫婦で同居するための部屋を探すことになるでしょう。
2人が暮らせる賃貸だけでなく子どもが生まれたときのことを考え、少し広めの部屋を探す方がいる一方で、結婚を機にマイホームを購入するカップルも少なくありません。
毎月の家賃と住宅ローンの支払いがあまり変わらない場合、「同じ金額を支払うなら将来資産になる方がいい」と考え、賃貸ではなくマイホームを選ぶ方が多くいるのです。
子どもが生まれたから
平均30代という年齢でマイホームを購入する理由として、子どもの誕生も挙げられます。
これまで2人暮らし用の賃貸に住んでいたが、手狭になったためマイホームを購入する方がたくさんいます。
子どもが1人であれば問題ないかもしれませんが、2人以上いる場合、子ども部屋をつくるためにもファミリー用物件への引っ越しがおすすめです。
しかしファミリー用の物件は3LDKや4LDKが一般的で、家賃も割高になってしまいます。
そのため初期費用や引っ越し代を考え、思い切ってマイホームを選ぶ方が多いのです。
一戸建てであれば夫婦の寝室と、子ども部屋をそれぞれ設けられますよね。
また平成29年に実施した住宅市場動向調査によると、30代でマイホームを購入した世帯の居住人数は平均3.5人でした。
この数字からも、子どもがいる世帯が多いということがうかがえます。
住宅ローンを早く完済するため
30代でマイホームを購入する理由として、住宅ローンを早く完済するためというのも挙げられます。
住宅ローンの完済年齢は75歳や80歳という風に期限が決まっていて、逆算すると30代での購入がベストということに。
定年前に完済して老後の生活にゆとりを持ちたい場合は、早めの住宅購入がおすすめです。
月々の負担が少なくなるから
30代と40代、同じ金額で住宅ローンを組んだ場合、完済までの年月が短いのは40代です。
その分毎月の返済金額が多くなり、家計を圧迫する恐れがあります。
その反面30代であれば完済日まで余裕があるので、毎月の返済額がおさえられ、ゆとりある生活を送れるのです。
「マイホームを持つなら若いうちに」と言われる理由がなんとなくわかりますね。
親からの援助があったから
30代なら親の年齢も若く、現役で働いている方も多いのではないでしょうか?
親に経済力があるため、資金を援助してもらいマイホームを購入する方も多いでしょう。
マイホームの購入にはある程度の自己資金が必要です。
頭金やローン手数料などを親に援助してもらえるという理由から、30代という年齢で購入を決断するケースも多くあります。
自己資金がある程度貯まったから
30代という年齢は、会社でも役職がつくくらいの働き盛りです。
夫婦で共働きの場合、世帯年収もそのぶん増えます。
バリバリ働いている家庭であれば自己資金もハイスピードで貯められ、マイホームの資金に充当できるでしょう。
30代後半であれば貯金もある程度できるので、マイホームの購入時期に適しているといえます。
まとめ
この記事ではマイホーム購入の平均年齢をテーマに、30代が多い理由などをお伝えしました。
購入者の平均年齢は気になる部分ですが、貯蓄などの準備をし、入念な資金計画を整えておけばいつ購入しても問題ないといえます。
ただし若いうちに購入するメリットも多いので、家族のライフプランに合わせて購入を決断しましょう。
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