高知市内にある繁華街には見どころがたくさんあります!
お買い物はもちろん飲食店も多いため、平日や休日問わず楽しめます。
今回は、高知市の繁華街の中でも特におすすめのスポットをご紹介します。
今回ご紹介する高知市の繁華街でおすすめのスポットは2つ。
1つ目は、高知市の中心市街地にある商店街「帯屋町商店街」です。
高知市の中心市街地にある帯屋町商店街は連日多くの地元の人でにぎわう商店街です。
全長約270mにも及ぶ長いアーケードが特徴で、高知市を代表する商店街となっています。
全てのお店にアーケードがついているので、雨の日でも買い物がしやすいのも多くの人がこの商店街を利用する理由の一つです。
商店街に立ち並ぶお店の種類も様々で、時計や貴金属といった高価な商品を取り扱うお店から帽子や衣服等を取りそろえたファッションのお店、さらにはファーストフード店やカフェなども並んでいます。
様々な種類のお店が立ち並んでいることから、子どもから大人まで幅広く愛される商店街となっているのです、
また、中央公園にも隣接しているため、昼間だけでなく夜遅くまで多くの人でにぎわいを見せています。
帯屋町商店街は壱番街・1丁目エリア1~3・2丁目・大橋通りで構成されており、先ほどご紹介した様々な種類のお店はこのエリアごとに分かれています。
ここではエリアごとの特徴をご紹介していきましょう。
壱番街は、はりまや橋方面から商店街に入ったところにあり、サンゴなどのお土産を販売するお店や高知市の郷土料理を提供する飲食店などが多く立ち並ぶエリアです。
1丁目エリア1はデパートから中央公園へと抜けるエリアにあり、婦人服やバッグといったレディースのファッション店が多くなっています。
1丁目エリア2は中央公園の北側にあります。
ここでは、数十年前から経営する老舗店も多くあり、婦人服や紳士服といったファッションのお店やCDショップ、ホテルなどが立ち並んでいます。
近年では観光客が多く訪れるエリアです。
1丁目エリア3は1丁目エリア2から西に進んだところにあり、時計店や雑貨店、客層が若干若めのファッションショップや美容室、さらにはドラッグストアなどもあるエリアで、多くの人でにぎわいます。
2丁目は帯屋町商店街の中でも特に賑わいを見せるエリアです。
老舗の衣料品店が多く立ち並ぶほか、若い人に人気を博しているカフェや書店などのお店もあります。
また、帯屋町のバス停もあるため交通の便も便利です。
最後となる大橋通は、高知市の要となる商店街エリアです。
老舗の鮮魚店や果物屋といった高知の美味しい食材を購入できるお店が多く立ち並んでいます。
高知市の繁華街でおすすめのエリア2つ目は「ひろめ市場」です。
ひろめ市場は帯屋町商店街の西端にある市場で、観光客や地元の人々でにぎわうエリアです。
ひろめ市場は「龍馬通り」「お城下広場」「いごっそう横丁」「乙女小路」「自由広場」「はいから横丁」「ひろめばる」「ぎっちり日曜市」の8つのエリアに分かれる繁華街です。
それぞれのエリアには、郷土料理を提供するお店から中華料理屋お茶処、鉄板料理、インド家庭料理、居酒屋など種類豊富なお店が多数立ち並んでいます。
近隣には高知城や高知県立美術館といった観光スポットもあるため、地元の人と観光客が同じ場所でお酒を酌み交わす場所となっており、人々の貴重なコミュニケーションの場となっているのです。
お昼からこうしてお酒を飲んで楽しむ方も多く、週末の夜には地元の人々と観光客で混雑します。
ひろめ市場では、安くておいしい高知グルメを楽しい雰囲気の中で飲み食いできるため、地元の人々はもちろんのこと観光客にもおすすめのスポットなのです。
ひろめ市場を楽しむために覚えておいてほしいルールがいくつかあるので、ここではそれをご紹介していきます。
初めて行かれる方は是非覚えて行ってくださいね。
まず、ひろめ市場に訪れて飲食を楽しむ際は先に席を確保しましょう。
混雑しすぎて座れなくなってしまうということはほとんどありませんが、おすすめは奥の方の席です。
奥の席は空いていることが多いため、初めて訪れる方は是非奥の席を狙ってみてください。
席を確保してから、好きなお店から料理と飲み物を買ってくるのがおすすめです。
お店も先ほどご紹介した8つのエリアがあり、様々な種類のお店が立ち並んでいるためお店を見て回るだけでも楽しいかもしれませんね。
たくさんのお店があるので、このお店の料理が食べたい!と興味を惹かれるものがきっとあるはずです。
そして、料理と飲み物を買ってきたら後は存分にひろめ市場の雰囲気と料理の味を楽しみましょう!
ひろめ市場は隣の席との距離が近いため、観光客や地元の方と交流することもあるかもしれません。
おいしい料理を食べながら一緒にお酒を酌み交わすのもひろめ市場の楽しみ方の一つです。
帰るときには食器はそのままでOKとなっていますが、自分で出したごみはきちんと近くのごみ箱に捨てるようにしましょう。
最後まできちんとルールを守って楽しめるといいですね。
また、この楽しみ方のルールは、ひろめ市場にも「ひろめ市場の楽しみ方!」と題して同じことが書かれた貼り紙が掲示されています。
つまり、ひろめ市場が推奨している楽しみ方のルールとなっているのです。
忘れてしまいそうな方は当日ひろめ市場でも確認できます。
ひろめ市場で正しくルールを守って、美味しい料理とコミュニケーションを是非楽しんでみてはいかがでしょうか。
高知には繁華街を指す言葉として「おまち」があります。
しかし、このおまちはどこまでの範囲を示しているのか疑問に思ったことがある方も多いのではないでしょうか。
ここでは、おまちが指す範囲についてご紹介します。
実は、おまちの明確な範囲は決められていません。
では、この言葉を多く使っている地元の人々はどこまでの範囲をおまちとして認識しているのでしょうか。
地元の人々は、高知市の東西南北で答えると、東は電車通りまで、西は大橋通りまで、南は電車通りまで、北は追手筋までの繁華街を「おまち」として認識しています。
この範囲内のエリアのお店を見てみると、衣料品店や雑貨屋、居酒屋といった広い年齢層に人気のあるお店や、若い年齢層に人気を集めるカフェ、飲食店が多く立ち並んでいることが分かるのです。
つまり、おまちは子供から大人まで広い年齢層の人々でにぎわう繁華街エリアのことを指しているのがわかります。
「おまち」は今こうしてひらがなで表記していますが、どう書くのが正解なのでしょうか。
地元の人々が「おまち」をどんな字でとらえる人が多いのか調査したところ、1番多かった回答は「お街」で、その次に「お町」、「おまち」と続く結果となりました。
この結果から分かるように、高知県に住む多くの人々はお店が多く立ち並ぶ繁華街をおまちとして認識しています。
高知県民としておまちを使う際には是非参考にしてみてくださいね。
今回は高知市にあるおすすめの繁華街「帯屋町商店街」「ひろめ市場」と、「おまち」の使い方についてご紹介しました。
観光客や地元の方々で平日や土日を問わず賑わいを見せる高知市の繁華街、是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。