高知市の一大観光スポットである、高知城。
そんな高知城には、子どもから大人まで楽しめるイベントが盛りだくさんです。
そこで今回は、高知市でマイホーム購入を検討している子育てファミリー向けに、高知城の魅力やイベントをご紹介します。
子どもと一緒に楽しめますので、交通アクセスも確認してぜひお出かけしてみてはいかがでしょうか。
まずは日本3大夜城とは何か、ご紹介していきます。
2014年当時、全国約4300名の夜景鑑賞士の投票を元に、現地調査や認定検証項目により公平な審査にて選ばれたのが、日本3大夜城です。
3大夜城の認定検証項目としては、城郭や景観的特徴を生かし、夜間照明を効果的に活用していること、園内の安全管理により子どもからお年寄りまで幅広い方々に親しまれていることなど、6つの項目があります。
それにより、高知県高知市の「高知城」と大阪府大阪市の「大阪城」、新潟県上越市の「高田城」が3大夜城として認定されました。
これまで3大夜城についてご紹介してきましたが、これからは高知城について、子どもと一緒に楽しめるポイントを中心にご紹介していきたいと思います。
高知城は天守閣・追手門以下15棟の建造物が国の重要文化財にも指定されています。
天守閣と追手門が1枚の写真に無理なく収まり、中でも追手門前は絶好の撮影スポットとしても有名です。
城のライトアップはもちろんのこと、四季を通して夜間イベントの実施もされています。
春の時期は、追手門から天守閣までのメイン通路に飾り付けられた生け花などのライトアップや灯篭の設置、桜へのライトアップなどがされます。
夏は風鈴とカラーキャンドルのコラボレーションも見られます。
秋には、城のライトアップと蝋燭の灯りによる風情豊かなイベントが催されます。
冬は、キャンドルを灯した幻想的な会場で本丸や二ノ丸に様々なイルミネーションも施されます。
一年を通してイベントがされていますので、季節ごとに子どもと一緒に訪れてみたくなりますね。
続いて、子どもと一緒に楽しめる「チームラボ
高知城 光の祭」の見どころなどをご紹介します。
チームラボは、「Digitized City」というアートプロジェクトを行っています。
デジタルテクノロジーによって、街を物質的に変えることなく「街が街のままアートになる」というプロジェクトです。
「チームラボ 高知城 光の祭」では、高知城が人々の存在によって変化するインタラクティブな光のデジタルアート空間に姿を変えます。
また、チームラボには「人々の関係性を変化させ、他者の存在をポジティブな存在に変える」という目的があります。
街がデジタルテクノロジーによってアートになることで、街にいる人々の関係性をとてもポジティブなものへと変えていくことができるのではないでしょうか。
イベント中は子どもと一緒に楽しめる展示が盛りだくさんです。
・呼応する木々と自立しつつも呼応する生命
「呼応する木々と自立しつつも呼応する生命」という作品では、城跡に置かれた光のovoid(卵形体)と、城跡の木々が光り輝きます。
光のovoidと木々の光はそれぞれ自立しており、強く輝いたり消えたりします。
光のovoidは人に押され倒れかけると、光の色を変化させ、色特有の音色を響かせ、放射状に近隣の光のovoidと木々にも伝播していくのです。
まさに「呼応する」木々の生命を感じることができますよ。
・浮遊する、呼応する球体
「浮遊する、呼応する球体」では、浮遊する光の球体が自律し、強く輝いたり消えたりします。
光の球体は衝撃を受けると、光の色を変化させ、色特有の音色を響かせます。
そして、その近隣の球体も呼応し、同じ光の色に変化し音色を響かせるそうです。
・世界はこんなにもやさしく、うつくしい
- 高知城の石垣
「世界はこんなにもやさしく、うつくしい - 高知城の石垣」は、自然石をほとんど加工せずに積み上げた高知城の石垣を使ったインスタレーション作品です。
・呼吸し呼応する石垣 - 高知城
「呼吸し呼応する石垣 - 高知城」では、石垣が全長約500mに渡って光り輝きます。
石垣の光はそれぞれ自律しており、ゆっくりと光ったりやんだりをくりかえします。
・呼応する高知城
「呼応する高知城」では、高知城の本丸の光は自律しており、呼吸するかの様に明滅します
二ノ丸・三ノ丸の「呼応する木々と自立しつつも呼応する生命」、追手門から三ノ丸・二ノ丸・本丸へと続く石垣の「呼吸し呼応する石垣 - 高知城」から伝播してきた光に呼応し、強く輝くのが見どころです。
・お絵かき龍馬たち
「お絵かき龍馬たち」では、高知にゆかりのある歴史上の人物や、ピープル(男の子や女の子)を描く事ができます。
すると、描いた絵に命が吹き込まれ、目の前の巨大な草原で歩き出すという作品です。
歴史上の人物やピープルに触ると、様々なアクションをとったり、喋りはじめたりします。
・Waves of Light of
Kochi Castle
「Waves of Light of Kochi Castle」は、本丸と二ノ丸を結ぶ渡り廊下の襖に、波を描いたインスタレーション作品です。
波はコンピューター上の空間で、三次元上の水の動きをシミュレーションし構築しています。
このように、「チームラボ
高知城 光の祭」は子どもと一緒にアートな時間をじっくり楽しめそうな作品ばかりとなっています。
「チームラボ 高知城 光の祭」は光のアート空間として、子どもと一緒に楽しめるイベントです。
ここからは気になる交通アクセスなどを中心に紹介していきます。
交通アクセスは車を利用する場合、高知ICから車で約15分、JR高知駅から車で約10分です。
駐車場は、高知公園駐車場及び周辺有料駐車場をご利用ください。
電車のアクセスは、とさでん交通路面電車「高知城前」下車、徒歩3分です。
JR高知駅からは「はりまや橋」で乗換となっています。
期間は令和元年11月8日(金)~令和2年1月13日(月・祝)で、時間は17:30~21:30、最終入場が21:00です。
敷地内は暗く、足場が不安定な箇所があるので、安全のため動きやすい服や靴で来場することをおすすめします。
なお、天守・懐徳館に関しては、メンテナンス期間となる12月26日~31日まで、9:00~17:00は閉館となりますのでご注意ください。
1月1日(水・祝)は特別開館日で、9:00~17:00に入館できます。最終入館は16:30です。
昨年度のイベントでは、週末や年末年始は大変混雑し、入場口まで行列が起きたりして、天守の入館制限を行う事もあったそうです。
今年度の開催も、週末や年末年始の混雑が予想されますので、比較的余裕のある月~木曜の来場がおすすめになっています。
展覧会入場券は大人1,100円、中・高校生が900円、小学生が500円です。
未就学児は無料となっています。
また、「チームラボ 高知城
光の祭 2019-2020」の実施に合わせて、期間中特別に天守の夜間入館ができます。
夜間開館は特別料金で、大人のみ400円となっています。
小学生~高校生は展覧会入場券で天守入館が可能になっています。
アクセスも良いので遊びに行ってみてはいかがでしょうか。
高知市では令和元年11月1日(金)~令和2年1月31日(金)に「高知
光のフェスタ~冬の祭典、令和のきらめき~」も開催されています。
期間中はイルミネーション、キャンドルライト、スターウオッチングなど、「光」の演出を駆使した様々な夜間イベントが高知県の各地で開催されます。
ぜひ高知の多様な自然景観と幻想的な光のコラボレーションを、子どもと一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。