四国の南西部に位置する高知県は、四国でも最大の面積を誇る自然豊かなエリアです。
年平均気温は約16.8℃とかなり温暖で過ごしやすく、年間降水量や年間日照時間ともに全国でもトップクラス!
また高知市といえば、坂本龍馬・かつお・よさこい祭り・桂浜と全国的に有名な人物や食べ物、行事もあり、海の幸・山の幸に恵まれています。
また高知市はコンパクトシティ(立地適正化計画)により都市機能を集約させ、住みやすい街づくりを目指して活動中です。
高知県は海の幸・山の幸に恵まれており、安くて鮮度抜群の食材を手に入れやすいエリアです。
高知市は「日曜市」と呼ばれる大規模な市民市が開催されており、新鮮な食材の販売はもちろんコミュニケーションの場にもなっています。
毎週日曜日に高知城下の追手筋に約500ものお店が並び、早朝にとれた野菜や鮮魚、高知県ならではの特産品、加工品などさまざまな食材、商品、さらに飲食店までもが大集合。
これだけ規模の大きな市民市は全国でも少なく、さらに安い値段で新鮮な食材が手に入るとあって日曜日はたいへんな賑わいになります。
もちろんこれら新鮮食材は市民市だけではなく地元のスーパーや道の駅などでも販売されているのも大きな魅力。
高知市は「高知市立地適正化計画」により、市の中心部に居住機能や都市機能を集約する活動をしています。
またはりまや橋を中心に東西南北に路面電車が走っており、さらにバスやJR土讃線など公共交通機関で移動がスムーズ。
とくに「とさでん交通(路面電車)」は運賃がかなりお手軽で、駅によっては5分間隔で電車がでており利便性は抜群です。
高知市と聞くと「田舎だから車が必要」とイメージされるかもしれませんが、住む場所を選べばそれほど不便を感じないのが魅力。
空港にもバスで出かけられるので、県外からの移住者にとっても住みやすい街です。
高知市はちょっと車やバイクで移動すれば豊かな自然が満喫できます。
とくに海や川で釣りを楽しむ方が多く、「釣りを楽しみたい」という理由で移住してくる方もいるほど。
高知市内は都市機能が整い住みやすいのに「すぐそばに自然がある」ため、いきなり田舎(へき地)に住むよりハードルが低く「まず地方都市に住んでみて、それから田舎に移住しよう」と段階的に移住を希望する方に最適です。
高知市は移住希望者の方、Uターン・Jターン・Iターン希望者の方の定住促進のためにさまざまな活動をおこなっています。
そのなかのひとつが「高知市ガイドツアー」です。
高知市への移住を検討されている高知県外在住の方が対象で、市街地コース(60分)や鏡地区コース(120分)・土佐山地区コース(150分)・フリーコース(120分)などいくつかのコースのなかから気になるコースを選択。
高知市の移住専門スタッフが案内してくれるので街の魅力や特徴が分かりやすく、実際の街の様子や移住後のイメージがわきやすくなるのがメリット。
高知市に移住するならまず「住む場所」を確保するのが大切。
そこで高知市中山間エリア(鏡地区全域・尾立・蓮台・柴巻・宗安寺・土佐山地域全域・重倉・久礼野など)にある空き家情報をストックする制度が「高知市中山間地域空き家情報バンク制度」です。
気に入った物件があれば高知市へ連絡。基本的に最初の交渉までは市職員が担当しますが、その後は当事者同士での話し合いになります。
物件によっては不動産会社が仲介するケースもありますし、希望する空き家がなければ不動産会社に問い合わせると物件がスムーズに見つかることも。
住む場所探しは満足できる移住の第一歩なので、しっかり見極めたいですね。
高知市の名物「よさこい祭り」、じつは最近、このお祭りに惹かれて移住する方が増えています。
1999年からはじまった「よさこい全国大会」によりよさこい祭りの認知度は全国区に。
それから「よさこいの本場で実際に踊ってみたい」方が増え、高知県外で働きながらよさこいシーズンだけ引っ越してくる「よさこい留学」も盛んになりました。
実際に本場でよさこい祭りに参加すると「高知の良いところがわかった・ずっと高知に住みたい」と移住を希望する方が増え、お祭りをきっかけに移住する方を「よさこい移住」と命名。
高知市では「よさこい移住」促進のために、すでに県外から移住・定住した方々による移住希望者への相談やアドバイス、移住後のフォローアップを実施しています。
高知市は少子高齢化が加速しており、2035年には高齢化率が35%に達するという予測もあります。
現役世代が減るため市民税減収、社会保障費支出増加、公共施設老朽化などにより高知市の財政は将来的にかなり厳しくなると予想されており、少子高齢化に対応するためにコンパクトシティ計画が進んでいます。
コンパクトシティとは、高齢者福祉施設や子育て支援施設、商業施設、幼稚園、病院、市役所(役所)など生活に必要な施設を一定エリアに集約し、生活利便性を向上させる計画です。
決まったエリアに必要な施設を集めさらに公共交通機関を充実させれば高齢者でも移動がスムーズになり、快適な生活が実現します。
高知市のコンパクトシティ計画はひとつの中心拠点とふたつの地域拠点を設定しています。
中心拠点は路面電車の中心にもなっている「はりまや橋」と高知駅周辺です。
これらエリアは都市機能誘導区域となり、商業施設はもちろん、市役所やその出先機関、福祉施設、保育施設、学校、病院などの生活利便性を高める施設を集約。
地域拠点はJR旭駅周辺区域とJR朝倉駅周辺区域の2か所になります。
これら駅周辺は特急が停車するため利便性が高く、とくにJR朝倉駅周辺区域は高知市の西の玄関口として公共交通網が発達しており住みやすいエリアです。
これらエリア周辺は住居誘導区域となり、路面電車やバス、JRでの移動や商業施設や公共施設などへのアクセスも楽に。
高知市は高知県の県庁所在地で、主要駅や商業施設、市役所、金融機関、福祉施設、保育施設、学校、病院など必要な施設があり便利なエリアです。
空港へもバスで25分の好立地、新幹線を使えば東京から高知市まで約6時間、大阪は約3時間と利便性のよい街。
高知市の全面的なバックアップで移住促進にも力を入れており、移住者同士の交流も盛んです。
温暖な気候やおいしい食材、特産品はもちろん、よさこい祭りや豊かな自然を満喫したい方に高知市はおすすめ!