高知県への移住とマイホーム購入を検討している方向けに、高知市が行なっている移住支援についてご紹介していきます。
以前住んでいてUターンを考えている人、これから初めて住むことを考えている人、どちらにも魅力的な支援が満載です。
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弊社へのお問い合わせはこちら高知市が行なっている移住支援①三世代同居等Uターン支援事業
高知市出身かつ実家が高知市内にある子育てファミリーが、故郷でマイホームを購入する場合、三世代同居等Uターン支援事業の支援を受けられます。
この三世代同居等Uターン支援事業は、子育て世帯の移住・定住を促進することを目的にしており、子育て支援や老後の不安解消など、助け合いながら暮らせるまちづくりを目指して行われています。
内容としては、上限15万円の転入費用や定住費用が支援されるものです。
三世代同居等Uターン支援を受けるための要件とは
三世代同居等Uターン支援を受けるには、まず市内で親世帯と子育てファミリーが同一の住居に住所を有し同居、または隣接する敷地にある住宅に住所を有し同居、または親世帯と子育てファミリーの住居間の直線距離が概ね2㎞以内である必要があります。
2つ目に「Uターン」ということで過去に5年以上高知県内で移住した後転出し、その後親世帯のいる高知市へ転入することです。
3つ目に、高知県外に1年以上移住し、かつ県外居住地の自治体に住民登録されている世帯であって、市への転入日に満18歳以下の子ども(出産予定を含む)を扶養し、同居している必要があります。
また、親世帯は住民登録が高知市に1年以上ある子育てファミリーの親の世帯です。
注意点としては同じ年度内に転入と申請が必要なので気を付けましょう。
補助対象となる費用は、三世代同居等となる子育てファミリーの転入に関わる荷物の運搬に要する費用、三世代同居となる子育てファミリーの定住に関わる費用、合わせて上限15万円です。
補助対象者は、三世帯同居等となる子育て世帯の代表者で、6つの条件を満たす方です。
①親世帯の親の子またはその配偶者
②補助対象者及びその配偶者に高知市税の滞納が無い
③原則として子育て世帯の全員が住民基本台帳法に基づく住民基本台帳の移動を伴う市への転入を行う
④三世帯同居となる住宅を生活の拠点としている
⑤補助対象者及びその配偶者が、他制度の公的扶助及び勤務する事業所からこの補助金と同様の性格があると認められる手当を受けていない
⑥補助対象者及びその配偶者が、過去にこの補助金を受けたことがない
これら6点です。
申請は、要件確認書類など必要書類を、高知市制作企画課移住・定住促進室に提出することで受け付けています。
申請書類は高知市のホームページからダウンロードできる他、配布もされています。
申請受付時間は、月~金曜日の8:30~12:00、13:00~17:15までです。
祝日、12月29日~1月~3日を除きます。
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高知市が行なっている移住支援②ガイドツアー
高知市では、市外からの移住を検討していて、高知市のことを知りたい方向けのガイドツアーが実施されています。
海や山、都会と田舎、両方の魅力を高知市移住専門スタッフが案内してくれるものです。
対象者は高知市への引っ越しを検討している高知県外在住の方で、実施日程は平日月~金曜の9:00~17:00です。
土・日・祝日は要相談となっています。
市街地コース以外は原則定員3名までです。
どんなツアーが設定されているのか
①市街地コース
約60分間のツアーで、様々な移住スタイルに対応しています。
自然と街が共生しているコンパクトシティを案内してくれる内容です。
参加費は無料で、実費路面電車代200円のみ必要となります。
②鏡地区コース
こちらは、約120分のツアーで、かがみ暮らし体験滞在施設などの見学や鏡地域の見どころを案内してもらえます。
市の中心部から車で25分程度の都市近郊でありながら、豊かな自然に恵まれていることが特徴です。
参加費無料となっています。
③土佐山地区コース
約150分のツアーです。
山々と清流など自然豊かな「夢産地」で、地域の交流施設などを案内してもらえます。
小中一貫教育校が開校し、市街地からも条件付きで通うことも出来るそうです。
こちらも参加費は無料になっています。
④フリーコース
120分以内、参加者の要望に応じてツアーを設定できます。
参加費は無料ですが、必要に応じて自己負担となります。
各種申し込みは、希望日の20日前までに政策企画課移住・定住促進室へメールか電話で連絡するようにしましょう。
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高知市が行なっている移住支援③移住体験滞在施設の提供
高知市に本格的に移住する前に、実際の暮らしを体験したい方向けの2つの滞在施設「しいの木」と「いっく」をご紹介します。
移住を希望する地域の生活を知ることや、地域の方との交流を深めることも目的となっています。
各滞在施設の概要
まず、かがみ暮らし体験滞在施設「しいの木」は、市の中心部から車で20分程の中山間地域(鏡地区)にある施設です。
2015年に開所されたお試し滞在施設で、都市近郊ですが、豊かな自然環境の中でゆったりとした時間が過ごせます。
利用期間は2泊以上28泊以下で、利用料金は最初の2泊までは1室につき3,300円、行こう1泊ごとに1室につき1,100円となっています。
短期滞在できるように家具・家電が揃っており、調理室や交流室も完備されています。
Wi-Fi(無線LAN)への接続も可能で、無料でインターネットも利用できる環境です。
居室は2室あり、各室に浴室・洗面台付き、定員5名です。
備え付け備品でローテーブル、チェスト、ハンガー、ゴミ箱、懐中電灯、洗濯機、ホットカーペット、室内物干し、洗面器、風呂用イスなどがあります。
共用部分は調理室・交流室・トイレ・Wi-Fiで、そこに備え付け備品として冷蔵庫、炊飯器、オーブンレンジ、トースター、調理器具、食器類、テレビ、掃除機、掃除用具、物干し台があるそうです。
鏡地域のシンボルとしては鏡ダムがあり、その周辺は桜の名所としてシーズンになると多くの人でにぎわいます。
また鏡ダムのすぐ下流は鮎釣りのポイントになっており、釣り人も多いそうです。
鏡川の支流である吉原川、的渕川などの清流沿いには、雪光山、平家の滝といった景勝地があり、楽しむことができます。
農業も盛んな地域で、市街地へ向けて生鮮野菜や山菜などを出荷しています。
日曜日を中心に、街路市に出展されている方もたくさんいるそうです。
もう一つ、こうちらいふ体験滞在拠点「いっく」という施設があります。
こちらは高知市だけでなく、他の県内市町村も移住先として検討されている方にもおすすめです。
交通の利便性の良いこちらを拠点に、移住希望先での仕事や住まい探し、地域暮らしを体験することもできます。
二段階移住を考えている方にも良さそうです。
利用期間は1か月以上6か月以下で、利用料金は月額35,000円程度(別途共益費・光熱費)
建物は県職員住宅4階建ての1号室(4階)、2号室(3階)で、2号室は2018年11月にオープンしたばかりだそうです。
お部屋は2LDKの間取りで、エアコン・テレビ・洗濯機・掃除機など、必要な家具家電はそろっています。
寝具やタオル、洗面衛生用品や消耗品は無いので注意しましょう。
「いっく」は高知ICから約3分の場所、高知市一宮南町1丁目にあります。
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まとめ
高知市には移住を支援するための制度や、多彩なツアー、また暮らしを体験できる滞在施設などが用意されていることがわかりました。
以前住んでいた方は三世代同居等Uターン支援事業も利用すると良さそうです。
ぜひ高知市で新しい生活をスタートさせてみてはいかがでしょうか。
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